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TelmoのTRPG日記。

ようこそ、ここは RPG(TRPG)やNOG(非電源系ゲーム)等の遊びをがんばっている、Telmoの日記です。雑多に思いついたことや、RPG・NOG研究会というサークルについてなど、色々書いてます。

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【小説】とある街の、一場面(タイトル適当です(ぇ 

少年は、何も知らなかった。

野山に萌ゆる碧さを。

海原に広がる蒼さを。

全てを包み込む青さを。

世界の全てを。
「ねぇ、おじさん。ちょっと、いいかな?」
かんかん照りの昼下がり。
「おう。なんだ、ぼうず」
吹き抜ける風が夏を告げるような、そんな波止場。
波止場の近くにある、小さなお店。
「えっとね……聞きたいことがあるんだ」
売り物の魚は瑞々しく。
少年の声は鈴のよう。
「その……あのね。この街の色は、何色ですか?」

「色?」
「そう、色。……どうしても、教えてほしいんだ」
「色って、ぼうず……自分で見ればいいじゃねぇか」
「お願い……ぼく、この街の色も見えなくて」
「見えないって……まさか、色盲か?」
頷く少年。
ぼろぼろの杖に、ぼろぼろのマントを身に纏っている、端正な顔付きの少年。
「うん……目も、よくみえないんだ」
溜め息。
「……にしても、ぼうず。色を聞いて、何がしたいんだ?」
怪訝そうな店主。
「ぼく……色を、探しているの」
「色を……探す?」
「うん。ぼくの目が見えるようになった時、みんなと同じになった時。その時に……色の名前が、わからないと困るじゃない?」
精一杯の笑顔。今にも崩れそうな、儚い笑顔。
本当は、見えるようになれないって、知っているような笑顔。
それに、彼は何も言えなくて……
「……わかった、色を案内してやるよ」
そう、彼は口走っていた。

「…こんな所、だな」
夕闇……いや、黄昏に染まる波止場。
彼は少年を連れて、街の色を案内した。
赤、青、黄色、緑……街の、全ての色を案内するように。
でも……
「うん……ありがとう、おじさん」
この、寂しそうな笑顔を消すことはできなかった。
当然だ。
色を知らない奴に、どうやって伝えればいい。
彼にはただ……名前を、教えることしかできない。
沈黙が。
波打つ音だけが、この場を支配する。
「……この街にも、色はなかっ…」
「そうだ。一つ、紹介していなかったな」
え……と、少年はきょとんとする。
街は全部回った。
それでも……見える色は、なかった。
「これが、海。どこまでもある、蒼い色だ」
「そして、頭の上にあるのが空。突き抜けるように青かったり、今みたく黄色かったり、夜には黒くなる色だ」
「その他にも、碧なんて色もある。……知ってたか?」
少年は首をふる。
この人は何が言いたいのだろうか。
「どうだ、どれも広いだろう?」
頷く。
「この先には……その、色があるかもしれない気には……ならないや、やっぱり」
少し照れたように頭を書く。
「……ありがとう、おじさん」
どこか、嬉しそうな笑顔。
「……まだ、色を探すのかい?」
頷く少年。
どこか、吹っ切れたような。
「そうか。……気をつけてな」

そうして、少年は旅立った。
残されたのは一人の男、一つの約束。
次に会う時には、本当の色を紹介しよう。
その為にも。
彼は軒下に、一つの看板を下げた。
「色、買います」

そういえば、少年に虹は見えるのだろうか?
少年が旅立った方を見ながら、彼はそんな事を考えていた。




●あとがき
……はい、恥ずかしいです(何
ええと……どうでしたか?
楽しかったですか、詰まらなかったですか?
それとも……?
とりあえず、勢いで書きました。
後悔はしています(ぁ
感想をくれると、Telmoが泣いて喜びます。
く、くれると嬉しいなっ。
とりあえず、そんなところでひとつ。

実は、携帯のエラーで、色の案内を始めるところからは……前半を書いてから、三日四日経ってから書きました。
書き直しは……五回、ですね。
因みに、一貫して推考はしてません。
できません(ぇ
……いや、完成したら変えるのが難しい人間なので。。
……頑張ります。

まぁ、ではでは。
読んでいたいて、本当にありがとうございました。
また書くことがありましたら、何卒よろしくお願いいたします。。
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category: 小説

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コメント

私はコーイウのが大好きですよw
じんと来ちゃいました…^^*
瀬高(背後) #- URL [2007/07/27 14:43] edit

少し

字数制限(携帯による)で、焦りすぎましたかね……。
自分で展開の無理さに気づいていては、世話がないと思います。。
Telmo #JUGsyThY URL [2007/07/27 10:55] edit

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