09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

TelmoのTRPG日記。

ようこそ、ここは RPG(TRPG)やNOG(非電源系ゲーム)等の遊びをがんばっている、Telmoの日記です。雑多に思いついたことや、RPG・NOG研究会というサークルについてなど、色々書いてます。

フリーエリア

クリックしてくれると、 訪問者数が増えます(何

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

cm --   tb --   page top

【SS】本当の気持ちは。 

やりたいから、やるんだ。

彼は言った。
どんな事であろうとも、何を犠牲にしてでも。
自分がやりたいから、やってあげたいからやるのだと。
逆に、やりたい事を我慢する事の方が、何物にも代え難い苦痛なのだと。

きっと、我慢できるあなたは凄い人なのでしょうね。
きっと、大人なのでしょう。
僕は……人の気持ちを推し量れないし、優しくもないから。
自分のやりたい気持ちを、抑えられないんです。

彼は照れくさそうに、そう言った。

私はそれに対して、何も言いませんでした。
いや、何も言えなかった。

こんなにも純粋な気持ちを、忘れていた自分が恥ずかしかった。

本当は今すぐにでも、彼を捕まえて。
彼に、私の本心を伝えたかったけど。
私は、その場から動けなくて。

彼は何を思って、私にそう言ったのだろう。
憐憫?
侮蔑?
それとも他の……。

彼は、太陽の沈む先へと旅立ちました。

あんなにも、呼び止めたかったのに。

そう、純粋な彼が羨ましかったんだ。
傷つくことがなく、いや、傷ついても折れることなく、なお純粋でいられる、彼の事が。
そして、彼は眩しすぎて。

私は大人なんかじゃないんだ。
いや、大人なんてどこにもいないんだ。

私は優しいんじゃない。
私は臆病なだけなんだ。

私は、最後の最後になっても、やりたいことをやれませんでした。
彼を呼び止めるのは、彼に迷惑な気がして。
もしかしたら、止まってくれたかもしれないのに。
一人で、思い詰めて。

私も、あの純粋さを取り戻せるでしょうか。
あんなにも、素直になれるのでしょうか。

そしていつか…あの夕陽へと、もう一度歩を進められるでしょうか?
スポンサーサイト

category: 小説

cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://telmo.blog57.fc2.com/tb.php/250-8eaacddd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

カウンター

ブロとも申請フォーム

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

リンク

最近のトラックバック

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。