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TelmoのTRPG日記。

ようこそ、ここは RPG(TRPG)やNOG(非電源系ゲーム)等の遊びをがんばっている、Telmoの日記です。雑多に思いついたことや、RPG・NOG研究会というサークルについてなど、色々書いてます。

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【RPG】アルフレッドの華麗な記録/深淵第二版(GM:たいぺいさん) 

や、タイトルは「華麗な」って言葉を使いたかっただけです。
こんにちは、Telmoです。

先日、たいぺいさんGMで深淵第二版を遊んだので、久々にTRPG記録をつけてみようかなと。
今日、昼間は暇だったし。

良く考えたら、このブログのタイトルからして、そういうのを書くつもりだったみたいですしね!
…ちゃんと一時期、書いてたんだけれどなぁ。

で、いつも通り、PCの一人称視点での、独白調で書いてるので、苦手な方はご注意ください。



僕はアルフレッド。この国で、移動判事をしている。

馬車の振動が息苦しい。
今私は、新たな判決を下すため、地方の都市へと向かっている。
何でも、辻斬りがあり、その犯人が捕まったとのことだ。
戦争もようやく終結したというのに…よくもまあ、こんな事件が起こるものだ。
捕まったのは、何でも傭兵の男のようだ。
血の気の多い傭兵の仕業…と考えれば話は早そうだが、安直な判決を下す訳にはいかない。

「俺はやってない!」
優秀な移動判事であり、友人でもあったラングリーの言葉を、私は信じきれなかった。
私が彼に下した判決は死刑――だが、彼は本当に、無実だったのだ。
私がそれを知ったのは深淵の先…そこで、カラス頭の貴族が楽しそうに、真相を語りかけてきた。
そう…全ては、魔族によって仕組まれていたのだ。
奴の手掛かりは鈍く光る黒き長剣のみ…しかし、必ずや、復讐を果たしてみせる。
その為には、同じような失敗を、繰り返してはならない。
あいつの思い通りにはさせない…例え、何があったとしても。



辿り着いた牢獄へは、衛兵だけでなく、町の者も集まっていた。
判事の正義の証、黒の法衣が珍しいのだろうか、少年が目を丸くしてこちらを見ている。
その人込みをかき分け、私は被疑者の元へと急いだ。

石造りの重厚な牢は、どうしてもじめじめとし、そして重苦しい空気を蓄えてしまう。
その中で対面した男は、粗暴を絵に描いたような男だった。
そんな外見に似合わず、名前はアスピナと言うらしい。

「俺はやってない!」
かつての友と同じように、目の前の男は主張する。
あの頃の私ならば、即座に有罪を宣告していただろう。
しかし、あの頃の私と、今の私は違う。
私は判決を保留し、調べに走ることとした。

彼の荷物の中に、黒き長剣があった。
凶器として挙げられたそれを見ると、不意に右手が疼いた。
「お前の定めは私のもの」
そう言って奴から刻まれた刻印が、私に一つの事実を伝えていた。
この事件には、あの魔族がかかわっているのだと。
私は、冤罪を確信した。



本来ならば、すぐにでも真犯人を挙げたいところだったのだが、そうも言ってられないのが酒の席だ。
恐らくは取り入り中央を目指そうと、衛兵たちは私を歓迎しているのであろう。
しかし、あまり無碍に断ってしまっては、捜査にも差し障りがありかねない。

気づけば、私は深淵の中にいた。
どこへ進めばよいかも、なぜかはっきりしている。
そして…私は、奴と対峙することになった。
悠然と玉座に腰掛ける魔族。
奴は、何がおかしいのかさも愉快そうに、サードナと名乗った。

魔族に、人は敵わない。
無駄死には、ラングリーへの弔いにはならない。
勝たなくては、意味が無いのだ。
私は、飛びかかりたい衝動を抑えつつ、今回の事件について探りを入れることにした。
関与さえ認めさせれば、復讐はもう、間近に迫っている。

「ああ、関与しているよ」
拍子抜けするほどあっさり、奴は関与を認めた。
そして、サードナはその拍子抜けした隙を、見逃しはしなかった。
私の右手の刻印が、じくじくと痛む。
私を縛る枷をつけた…そう、奴は言った。
馬鹿な。
こんな程度で、私は挫けたりなどしない。

「アルフレッド様、大丈夫ですか?」
一気に引き上げられる感覚――気づけば、飲みの席へと戻ってきていた。
衛兵が、心配そうに顔を覗き込んでいる。
私はサードナとの対峙を中断されたことに怒りを覚えつつも、その席を抜けさせていただいた。
送りをつけると衛兵が煩いが、それを固辞して、一人で外へと向かった。
ただ、今は一人でいたかった。



不意に、背後からの襲撃。
振り向けば、昼間に見た少年が、憤慨した表情で私に向かってきていた。
話口が幼く、理解を要したが…なんでも、アスピナを見つけたという。
そんなばかな…とは思うものの、このままでは刺されかねない剣幕だ。
なにより、本当だった時が、最悪の事態になりかねない。

急かす少年に導かれるままに向かった先は、ライエルの神殿だった。
そして、そこに、アスピナはいた。
彼は無実だから、牢にいるいわれはないと言う。
これでは、彼の冤罪を信じることが、難しく感じてしまう。
しかし、これこそが、サードナの罠なのかもしれない。

アスピナは、てこでも動かない様相だ。
しかし、このままでは、私が判決を下すまでもなく死刑となるだろう。
私は心を決め、彼へ魔法をかけることとした。
呪いを受けた右手が痛む…が、執念の為か、魔術は普段以上に早く、正確に組みあがった。
彼の意思を尊重しつつ、ただ牢へ帰るという結果だけを命じる魔法。
ともすれば殺傷沙汰も覚悟しただけに、これがかかって良かったと、胸をなで下ろした。



アスピナを連れて牢を目指す途中、再び背後から、今度は彼を狙った襲撃があった。
襲撃の主は先ほどの少年であり、手には鈍く光るものが握られていた。
咄嗟に、アスピナを私は庇っていた。
彼には、法の公正なる裁きが必要なのだ。
ここで死なせては、有罪を下した時と、なんら変わらない結果だ。
それは…サードナを、満足させるだけの結果なのではないだろうか。

逃げるようにアスピナへ声をかけたものの、胸の傷は、限界を伝えていた。
残された力を持って、少年へ魔法をかけようと試みる…しかし、意識が混濁し、うまく纏まらない。

気づけば、少年の背からは、黒い、カラスの羽根が生えていた。
それまでの切羽詰まった表情は失せ、妖艶な笑みを浮かべてすらいる。
サードナの面影が、少年…いや、少女へと重なる。
そして、驚くべきことに、アスピナも落ち着いた表情で戻ってきたのだ。
声をかけようとする間もなく、彼は少女へと跪いていた。

私に残された選択肢は、もはやなかった。
しかし…ここで諦めては、完全にサードナへと、屈することとなる。
それは、命に代えても、阻止しなくてはならない。
私は次の瞬間、深淵へと身を躍らせていた。

サードナは、不思議そうにこちらを見つめている。
私の意図をはかりかねているのだろう。
選ぶことはただ一つ…サードナの玩具を取り上げること。
私はサードナへと突撃し――果てた。

人は、魔族には敵わない。
だが、勝てないわけじゃない。
奴の思惑に傷をつけられたなら。
私は、勝ったと言えるのではないだろうか。



そして、私は深淵へと還っていった。
サードナへ復讐したという、ぬくもりを抱いて。



以上、つらつらと書いたのでした。
最後まで目を通していただいて、ありがとうございます。

お話としては、下記の通り。


アスピナ(PL:しえすたさん)は辻斬りの犯人。剣はサードナの力が宿ったもので、それに抵抗できずに殺人。前世ではサードナ信仰の騎士団長を務めており、最後にはそれに覚醒した。

ムジカ(PL:ぱいのみ林檎さん)は文中で少年(実際は少女で、戦災孤児)。サードナの娘であり、前世ではサードナ信仰の教祖をしていた。最後にはそれに覚醒した。因みに、ライエルの神殿の末座司祭を慕っており、今回はアスピナに先生を取られた、といった感じでの凶行。


そんなところで、楽しかったです。
ありがとうございました。
ここまで書くだけでへろへろになったので、こんなあたりで一つ。
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